コンドロイチンとは?
コンドロイチンは結合組織を構成する成分のひとつで、人体にも存在するムコ多糖類の一種です。
コンドロイチンは体細胞を健康に保つ為に必要で、キズの修復や肌の潤いを維持する為に必要不可欠な成分です。コンドロイチンは年齢と共に作られにくくなる為、 高齢者ほど補う必要があります。またカルシウムの代謝にもかかわり、コンドロイチンが不足すると骨粗しょう症になりやすくなります。
動植物を問わずねばねばした食品にはコンドロイチンが含まれていますが、一般的には牛や鮫の軟骨などから作られたサプリメント類が利用されています。
コンドロイチンの働き
コンドロイチンには、加齢とともに低下する水分と結合する力を高めるとされており、老化に伴う関節痛や代謝異常を正常化する働きがあると言われている。 また、神経痛、五十肩、リウマチなどの医薬品にも使用されているほど、その効果には期待されている。
- プロテオグリカンの構成成分である水分を保持するのに重要な役割を果たしています。コンドロイチンが少ないと、軟骨は水分が少ない貧弱なものとなってしまいます。
- 軟骨を分解する酵素の働きを抑え軟骨が必要以上に破壊されるのを防ぎます。
- グルコサミンと協調し、新しい軟骨の元となるプロテオグリカンやコラーゲンなどの生成を促します。
コンドロイチン利用上の注意点
- コンドロイチンの健康食品は、カニやエビの甲羅を原料としていることが多いため、カニ、エビアレルギーの人は摂取には原料を確認するなど 気を付けてください。
- 妊娠中、授乳中のコンドロイチン摂取に対する安全性については、バックデータがありませんので使用を避けたほうがよいでしょう。
- 経口摂取による副作用はまれですが、腹痛、嘔気などがあるようです。